6月18日、JASO主催、オンラインビジネスワークショップ 『日米異文化マネジメント』

by Alyssa Derania on


アメリカで働く(あるいはこれから働く)日本人の方々が、社内外のアメリカ人との間で効果的に仕事をしていくためには、言語や文化の違いから発生するコミュニケーションの問題を克服し、アメリカ人が持っているスタイルと日本人の持っているスタイルとの差異を相互に理解し、その上で両サイドから辛抱強く摺り合わせをしていく必要があります。

このセミナーはゴールド、プラチナ、ダイアモンド会員の皆様へ無料で提供しております。オンライン(Zoom)にて日本語で開催いたします。

文化やスタイルに絡む多くの要素は、それぞれが生まれ育った環境や受けてきた教育から培われてきたものです。それらを文書(マニュアル)化したり、トレーニングしたりするのは一筋縄にはいきません。これらの違いは、ちょうど 「空気」 みたいなもので、目には見えない暗黙知として、無意識のうちに日本人とアメリカ人それぞれに刷り込まれています。そうした環境では自分たちの状況が思い通りにいかなくなると、どうしてもフラストレーションやストレスが溜まるものです。

本スワークショップでは、それら目には見えにくい分化やコミュニケーションの持つ要素を見える化させ、そして体系化させて、皆様の日常業務の中で役立てられるヒントや気付きをご提供します。

ワークショップの主なアウトライン

  1. 評価できる点と改善すべき点
  2. コミュニケーションをする上で難しい点
  3. 日米の職場環境や文化の違い
  4. 日米のコミュニケーションスタイルの違い
  5. 従業員をほめたり、感謝したりすること
  6. 効果的で生産的な会議の進め方
  7. 英語メールを取り交わす上でのポイント
  8. 確認を取るために使える便利な英語表現
  9. ケーススタディ

パシフィック・ドリームス・インク (PDI)の紹介:

弊社は、当初アメリカおよび日本企業に、迅速で高精度の技術翻訳サービスを手頃な価格でお届けすることを目的に、酒井謙吉と妻の酒井アイリーンによって1996年にオレゴン州セーレムで設立されました。半導体やITなどのテクノロジー業界で多くの実績を積み、翻訳業界では一定のポジションを築くことができました。会社設立以来、翻訳と同時に日米異文化コンサルティングにおける専門知識をもとに、PDIは単なる翻訳プロバイダーの枠組みを超え、様々なアプローチで日系企業様の経営上でのご支援をさせていただくようになりました。その発展系としてかかわるようになったHRコンサルティングサービスではいまや全米各地に100社を超えるクライアント企業様を有しています。企業様からのHR全般に関するご相談やHRドキュメントの作成や見直し、マネジメント層や一般従業員へのセクハラ防止を含む各種トレーニング、採用時のバックグランドチェックや給与調査サービスを日本語で懇切丁寧にご提供しています。

講師、酒井謙吉の紹介

1987年夏に当時の三菱金属(現:三菱マテリアル)の駐在員としてオレゴン州セーレムに渡米してから今年で38年目を迎えようとしている。東京都葛飾区柴又の出身で信州大学農学部卒。JASOの会員歴もすでに25年を超える。趣味は妻のアイリーンとともに毎週欠かさず練習に通う社交ダンス。

Share this:

Comments on this entry are closed.

Previous post:

Next post: